機器の停止による関連プラントへの調整
フランジからの漏洩にかかるコストの棚卸
生産ロス、生産調整の発生
作業員の確保
作業日程の調整
交換部品の手配
実際作業時間ロス
作業終了後の気密テスト
立上げ時のホットボルティング(増し締め)
フランジ一つの漏洩によりこれだけのコスト(時間を含む)がかかります
これらが数年一度、もしくは稼働・停止を繰り返すたびに発生しています
これらの損失を削減する為に、まずはフランジの信頼性を上げませんか?
解決策を提案いたします
危険なホットボルティングは当たり前と思っていませんでしたか?
漏洩対策は『ガスケット交換か増し締めしかない』と思っていませんか?
ゆるみ防止ボルトやガスケットの仕様変更でもよくならないと諦めてませんか?
フランジ漏洩を改善する解決策をご提案します
フランジが漏れる主な理由はガスケットの面圧不足です
挟み込む力が緩み、シールする力を保てなくなる為に漏れが発生します
フランジの信頼性向上の為に
漏洩が多いフランジの情報を教えて下さい。
その情報を元に面圧計算を行い、商品の選定を私共が行います。
お客様はその特殊なワッシャーを入れて指定トルクで締めるだけ。
特別な技術も必要ありません。
たったこれだけで『フランジ漏洩によるコストと時間』は削減が可能です
なぜフランジから漏れるのでしょうか?
漏れの原因は、ガスケットが正確に機能していないためといえます。
- 試運転の漏れは施工不良が主な原因です。
- 運転中(起動時/停止時)の漏れは ガスケット機能不良が発生した為です。
使用条件で間違いがない場合は、“ボルトの締付け力”が “ガスケット必要最低締付面圧”を下まわっている為、“ガスケットがきちんと機能出来ない” 状態になった といえます。
その原因としましては
- 締め付け不足
- ボルトの伸び(熱膨張)、緩み
- ガスケットのヘタり/損傷
- 配管の応力
などが考えられます
ガスケットを正しく機能させるには、”ガスケットの要求する面圧を維持する”ことが重要であり、その有効的な対策としましてディスクスプリングによるフランジライブロードをご提案いたします。
まずは、この動画をご覧になってください。
ノンアスガスケット(特にPTFE製)は、クリープ現象が起こりやすく、応力緩和により、ガスケットの面圧低下が発生する傾向にあります。
ディスクスプリングによるフランジライブロードを使用すると、右図下図のようにガスケットのクリープによる、ボルトの軸力低下を、ディスクスプリングが復元する事で補う為、ガスケットに与える面圧を維持する事が可能となります。
ガスケットの必要最低面圧以上を長期間維持する事で、フランジの漏れを防止することが出来ます。
このフランジライブロードは、特に以下の様なアプリケーションで素晴らしい効果を発揮いたします。
- 高温高圧環境下
- 温度サイクルが多い機器
- 圧力サイクルが多い機器
- 強薬品(強酸、強アルカリ他)
- 振動が発生する機器
- 熱交換器等温度差の発生する機器
5500&5505H ディスクスプリング
- 回り止めでは対応できない垂直方向の変位に追随
- ボルト応力に負けない復元性の高い張力材質
使用するガスケットやボルト材質により、いくつかのタイプを選択が可能です。
ディスクスプリングの詳細説明や選定と合わせて、ガスケットの面圧計算も可能ですので、詳しくはセールスエンジニアにお問合せ下さい。
スプリングの詳細を知りたい方