- 100%ソリッド溶剤不使用で収縮しない
- 抜群の耐浸透性と接着力
- エポキシとクォーツ骨材を混合して使用
- コンクリートに極めて近い熱膨張係数
- 広範囲の化学薬品に対応する耐薬品性
- 非常に高い耐衝撃性と圧縮強度
(一般コンクリートの約3倍) - 湿潤コンクリートにも施工可能
- 施工後通常24時間で程度で復旧可能
コンクリート保護に関して
コンクリートの劣化要因の一つに、油分、糖類、酸やアルカリの薬品などが表面への付着、内部へ浸透する事があげられます。それに対しての対策として、コンクリート表面に強固なバリアー膜を形成することで、保護コーティングし、薬品等の浸透を阻止し、長寿命化を図ります。
この保護コーティングには様々な種類がございます。
よく行われるものとして
- エポキシ系コーティング
- FRPライニング
- 耐酸タイル
- 耐酸レンガ
など、様々なコンクリート表面保護材料がございますが、施工後にひび割れや剥離などのトラブルが発生することがよくあります。
その原因には、製品の選定ミス、施工ミス、施工環境による硬化不良などがありますが、製品選定に関して押さえたいポイントをご紹介いたします。
コンクリートコーティング
選択のポイント
1. 100%ソリッド(無溶剤タイプ)
溶剤を使用している製品は、硬化時に含有溶剤の揮発が発生する為、塗膜密度が弱くなります。
また、硬化時に塗布膜の収縮も発生しやすい為、クラック等が発生しやすくなります。
100%ソリッドタイプは塗布膜の密度が高く、接液部の塗布膜への浸透もしにくくなります。
2. 強い接着力と塗膜強度
コンクリート母材とコーティング塗布膜の接着力が強くないと、少しの衝撃で剥離やひび割れに繋がり、その部分から浸透して母材にダメージを与えます。表面保護材は母材との接着力が重要です。同様に塗膜の強度も母材を保護する上で重要な要素です
3. コンクリートに近い熱膨張設計
コンクリートは雰囲気温度やプロセス液温度により熱膨張をします。この熱膨張に追随出来ないコーティングは母材との剥離はクラックが発生し、浸透するルートになりやすくなります。
使用条件の適合や耐薬品耐性は前提条件ですので、それ以外の選択ポイントは上記の点を、ご参考頂けると、長持ちするするコーティングを選択頂けると思います。
また、常時液に浸透する様なコンクリート設備の保護に関しては、薄膜ではなく塗布膜の厚いコーティング材を選択することをお勧め致します。
お試しください
ARC 791/988 ポリマークォーツコンポジット
製品の特長
使用アプリケーション
- コンクリートピット
- 防液堤
- ポンプベース
- 排水溝
- コンクリート損傷部の部分補修
- トラック他重量物の通過するフロアの摩耗対策
高い耐摩耗性は車両通路の損傷防止対策にも効果的です
施工方法
エポキシとクォーツを混合して使用
専用プライマーの塗布を行いコテを使用して厚膜で施工します(最低塗布厚 6mm以上)
非常に手軽で効果の高い耐酸コーティングです。是非一度お試しください。